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12/30/2006

ケン・イシイ、Apple心斎橋店で。

今月、四度目のアップル心斎橋店へ。といってもまた powerbook が不調になったとかいういわけではなく、KEN ISHII のDJイベントに行って来たのでした。
昨日スペインから大阪に戻ってきてそのまま鰻谷の SUNSUIでイベント(Co-Fusion の WADA氏も回したらしい)をこなし、今日はアップル心斎橋店で、明日は熊本、大晦日に東京に戻ってカウントダウンパーティーだとか。.....大御所とはいえ、お疲れさまです。

Kenishii1_1

で、今日のイベント、クラブではないのでさすがにクラブ同様のノリでは踊れなかったけど(お酒もないし)、明るい、メリハリの利いた楽しい音でした。時にセンチメンタルを引き出して絶妙の構成。先月に出た SUNRISER が明るくわかりやすい楽曲というハナシで(僕はまだ聴いていない。iTunes では既に出ています)、今はこんな攻め方しているのですね。

オフィシャルは変わらずスマートでとても凝っているので是非→KENISHII.COM

で、昨日のイベントの動画をアップしようと思ったのですが、ちょっと大きすぎて顰蹙モノなんで、圧縮できたらアップします。Youtubeにアップしてリンクをはろうとしたのですが、それでも大きすぎるようだし(笑)

というわけで、やっとアップできたかな。

DJプレイ(mp4)

December 30, 2006 in music | | Comments (2) | TrackBack (0)

12/27/2006

ホルン協奏曲、「のだめカンタービレ」最終話。

クラシック関連で、いくつか。

シンフォニーホールでのホルンアンサンブルコンサート。モーツアルトとハイドンのホルン協奏曲が明るく楽しかった。。美しいというよりポジティブな曲だね、これは。とくにハイドンがよかったな。演奏するアレグリーニ兄弟がイタリア人ということで、かなりラテンだったし。あの伸びやかさは何に例えたらいいのだろう。
ラストにモーツァルトの交響曲第41番があったけど、メリハリの利いたかなり早いジュピターだった。このあいだDVDで聴いたアーノンクールのモーツァルトも早かった。あの感動にくらべられるものではないけど、ラテンなだけあって華やかさが際だっていました。
気になったのは聴衆の拍手のこと。クラシックコンサートでの拍手って、楽章ごとにしてましたっけ? コンサートに行くのはひさしぶりだったので最近どうなのか知らないのですが、1楽章終わるごとに拍手してたのでびっくり。うーん、僕は曲が終わった後だけにしましたけど、どうなんだろう、悩みやま。

年末、個人的に音楽に関する締めはこのジュピターだったのかなと思っていたのですが、DVDに撮っておいた『のだめカンタービレ』最終話のベートーベンでひっくり返されました。まさか7番で締めになるとはね。また、クライバーの7番が聴きたくなった。
つっか、ベートーベンの7番のことを「べとしち」というのはこのドラマで初めて知った(笑)

それにしても玉木(千秋)のこれまでの大根ぶりとあのモノローグの棒読みぶりは何だったのだろう、熱演でした。クラシックに関わっている友人が、どのパートの(演奏の)演技も素晴らしい、だけど千秋だけはどうしようもない、下手だ。とはっきり斬っていたのですが、この最終話の指揮(の演技)ぶりにはビックリしました。サマになっていました。このドラマは単なるラブコメではなく、ビルドゥングス・ロマンでもあったのですね(笑)

December 27, 2006 in music | | Comments (0) | TrackBack (1)

12/18/2006

powerbook、落ちる。

一昨日はキートップが外れたと思ったら、今朝は powerbook の HD がすげえ音を出し始め(その時はウチの相方がフツーにネットしていただけなのだけど)、起動画面から先にいかなくなってしまった。OS の CD-R からの起動もままならず、こりゃHD の交換だなと覚悟しつつ再度アップル心斎橋の Genius Bar へ。

実は昨日フォトショップの CS3 ベータ版をおとしたのだけどインストールするだけの HD の容量が足りなかったので Logitec の外付けに iTunes のデータ(9ギガあまりになっていた笑)を移そうとしたのだが、外付け自体が作動せず。あちゃー。あれは虫の知らせというものだったのか。
でもまあ、mp3 データは8割ほどはもう一台ある iBook(G3) にも共有で移していたのでそれほど TSUTAYA で借り直す必要もないか。っつうか、外付けも不調になるときもあるのだから、とっとと CD-R に焼けよ、ってことだな(泣)
あと、デジカメのデータもここ2ヵ月分、ふっ飛んだな。

しかし CD-R 自体は保存に気をつけてさえいれば半永久的にデータは残るのだろうか、そこも不安なのだけど。 mp3 というデータ自体も管理が甘ければすぐオシャカになるし。結局使う人自身のリスクマネージメント次第っつうことか。

で、 Genius Bar での診断は案の定 HD 交換。ロジックボードはいかれていないようだったので、検証料金がかかっても45,000円かからず。とはいえ、痛い出費に変わりはない。

情報を手に入れるのが簡単になったよなー、いい時代だよなー、とはいえ、それが有益になるのは使う人の意識次第。それを思い知らされました。

December 18, 2006 in mac | | Comments (0) | TrackBack (0)

12/16/2006

キートップ外れるの巻。

Keytop1 ウチの相方が言うには気がついたら PowerBook のキートップ(日本語の「い」に当たる部分)が取れていた、ということで、どういう修理の手があるのか調べたのだけど、アップルサイトにはコレぐらいしかない。これくらいしかないけど、まあ分かりやすい。分かりやすいんだけど....細かいな。
これを参考にちょっと調べてみたけど、どうもキートップの裏側にあるスナップがひとつ折れている。ううう....Keytop3

これじゃキートップごと交換かな、この「い」の部分だけ交換なんてやってくれるのかなとアップル心斎橋店に電話し、とりあえず Genius Bar の予約を入れる。

チャリをとばすこと20分、指定時間に着いて待つこと5分で呼ばれ、説明したら「はい、10分程お待ちいただけますか」と待たされて、直ってきた。

Apple1 パンタグラフ型のキースイッチの爪が折れていたのだという。そっちはよく見なかったけど、あれ? キートップの裏の爪が折れていたはずなんだけど? でもまあ、ちゃんと直っている。無料ということだし、よしとする。

滅多に出てこない心斎橋まで出てきてそのまま帰るのもなんだし、ちょっとぷらぷらするが、どこもクリスマス装飾で、ありがたみっつうか、希少価値みたいなワクワク感がない。暖か過ぎるせいかな。
カフェでチャイを飲み、ボーッとする。

Chalbone

December 16, 2006 in mac | | Comments (2) | TrackBack (0)

12/14/2006

のだめとwebの可能性。

連載当初からのファンには周知の事実だったのかもしれないのですが。
そうか、モデルがいたのか。っつうか、コミックの監修自体、野田恵(本人)がやっているのですね。結局あれだ、そういうきっかけで創作が出来るようになったのも結局ネットの恩恵だったワケだ。10年前だったら考えられないよな。

(今のところは)そういう意味で、webの可能性に畏怖を感じざるを得ない←梅田望夫平野啓一郎の『ウェブ人間論』を読み始めている人。

ウェブ人間論
新潮社
発売日:2006-12-14

December 14, 2006 in life | | Comments (0) | TrackBack (0)

12/10/2006

『ノスタルジア』

深夜、テレビのチャンネルを回していたら、霧の深い緑の丘陵地を走るフォルクスワーゲン。ああ、『ノスタルジア』のファーストシーンやないか? と観ていたら案の定そうでした。もう寝るつもりだったのだけど、そのまま引き込まれて最後まで。
エウジェニアを演じたドミニツィアーノ・ジョルダーノが、神話の世界かと思うほど美しい。

とにかく長回しで有名な監督の映画なのでカット数が極端に少なく、今まで確か3回しか観ていないはずだけど、すべてのカットを覚えていた。すみずみまできりっとピントが合っているし、その薄青い色調がもたらす透徹感は想像を絶していて、こちらの背すじはすっと伸びる。撮影は誰だったっけと後で調べてみたらタヴィアーニの『カオス=シチリア物語』『グッド・モーニング・バビロン』、リリアーナ・カヴァーニの『フランチェスコ』のジュゼッペ・ランチ。これにはぴんとこなかったのだけど、結局すべてタルコフスキーの緻密な計算のなせる技だろう。ガラスの瓶一つの置き方、その瓶がはね返すうつろう光の扱い方の見事さには溜め息だけでは済まされないものがある。
多くの画家はもちろん、映画人にとってインスピレーションの宝庫だろうな。

タルコフスキーがこだわる水の記憶、母の記憶はこの映画の中でも最重要なテーマとなって映像化されている。殊に水が、美しい。故郷の家を写す聖堂の廃墟(サン=ガルガーノ寺院)の水たまりの水、狂人ドメニコが住む家にしつらえた箱庭によどむ水、家の中に雨のように降り注ぐ水、湯を抜かれた温泉の底に溜まった水、廃墟のなかの沼の水....
そればかりではない、水の音も素晴らしい。降っては止み、また降り出す雨の音、雨が水たまりを叩く音、石造りの建物が反響させる水たまりを踏む音。
そういうのをじっと追うだけでも飽きることのない映画。

テーマの一つである宗教的な部分への理解はまったく無いのだけど、また観るだろうな。いや、それより、いつかサン=ガルガーノ寺院があるトスカナ地方をレンタカーで回るのが先、か。

December 10, 2006 in films | | Comments (0) | TrackBack (0)

12/09/2006

天皇杯、入れ替え戦。

お昼頃からプレミア前節のチェルシーvsボルトンを見始め、1時になってテレビで天皇杯に切り替えて札幌vs新潟。もちろん札幌を応援するのだけど、ちょっともったいないカード。
ボールも人もよく動くいいゲームだったけど、ひとつひとつのプレーの質が途中まで観ていたプレミアとは格段に落ちる。あたりまえだけど、せめて正確さだけは、と思ってしまう。
案の定ボールポゼッションで圧倒する新潟に札幌は潔くカウンター狙い。しっかりプレスをかけ、ボール奪取が面白いように決まっていた。あとはパスの精度さえあがればこれだけ動けるのだから来季J1に戻れても不思議はないよな。ないんだけど、砂川が決めるところをきっちりきめていたのに相川があれだけハズしていてはまた降格ラインをうろうろするばかりか。大幅な補強をしない限りは。まだ20歳そこそこのフッキだけじゃあね。
今日のゲームを見る限りはとても粘りのあるチームのようで、次の準々決勝甲府戦が楽しみ。

4時からそのまま入れ替え戦福岡vs神戸。
浦和レッズの関西でのアウェイゲームが対ガンバしか観られなくなる、ってことにならないように、もちろん神戸を応援する。応援するんだが.....ひどいゲームだった。神戸も福岡もボールに足がついていない。どっちもJ2でじっとしてろ、と言いたくなるような。戦術とか技術とかの前に、メンタル部分での度量がない。福岡もアウェイゴールを意識してる時ではないだろうに。先にJ1に上がった横浜FCの三浦のような精神的支柱となるべきプレイヤーもいないし。三浦アツがその立場に立つにはナイーブに過ぎるのだけど....
結局あっぷあっぷの状態で神戸が上がることになって、ああ、来季関西での浦和のアウェイ戦2ゲームが確保されたとホッとする(笑)

チェルシーvsボルトンに戻り、サッカーらしいサッカーを観ることにする。

December 9, 2006 in football | | Comments (2) | TrackBack (0)

12/08/2006

音楽、2題。

20年ぶりに、学生時代に通い詰めていた阪急西宮北口のジャズ喫茶に行った。JBLのパラゴンは相変わらずの豊穣の音。

Cp1_1
変わったのは水が美味しくなっていたこと。あの頃はカルキ臭くてちょっと飲めたものじゃなかったんだけど。そのせいか、コーヒーもはっきり美味しくなっていました。これにはびっくり。
マスターのスズキさんはすっかり白髪になってしまってこころなしか足下がおぼつかない感じで、20年という歳月の長さを思い、しんみり。僕に気付いてもくれなかったし(笑) 奥さんはお元気なんだろうか。

同じ日、15年ぐらい振りに、同じ西宮でバイオリン職人をしている学生時代の友人に会う。好きな音楽の世界に生きていることを、正直、羨ましく思ってしまう。Violin4_1

December 8, 2006 in music | | Comments (0) | TrackBack (1)

12/04/2006

もみじ狩り。

大阪に住んでるっつうのにベタだけど、嵐山〜嵯峨野へもみじ狩り。
もうあらかた落ちてしまったかなあと危惧していたけど、充分楽しめました。
今週末まではなんとか持つかな。

Sagano5_1
flicklrに、東山での画像もアップしています。

December 4, 2006 in life | | Comments (2) | TrackBack (1)

12/03/2006

You are champions!

3点差で負けさえしなければという立場と3点差をつけて勝たなければという心理のぶつかり合いはなんというか微妙なもので、下手したら下手するぞ、と心配はしていたのですが、杞憂でした。相変わらずのスロースターターでしたが、なんかいつもと違う粘りがあって。今日も相変わらず左を攻められっ放しで、先制されたときの播戸からの振り切られかたは目も当てられなかったけど、あとは啓太、長谷部、悪くてもウッチーあたりでほとんど止めていて、闘莉王に労を負わせず、負ける気がしない展開。いや、3点差で負けさえしなければ良かったんだけどさ、やっぱり勝って優勝とは全然違うからね。

ポンテの、同点弾につながるドリブル、ワシントンの逆転ゴールを演出した低く鋭いクロスも秀逸でしたけど、何より自分のスタミナを過信しているとしか思えない(笑)チェック&チェイスが素晴らしかった。MOMは文句無しにポンテでしょう。珍しく、審判に喰ってかかる場面も皆無だったし。流れの中からのゴールとアシストだったのも素晴らしい。

主審上川も優勝を決めるファイナルにふさわしいジャッジぶりだったと思います。

しかしまだゲームは終わっていないのに、ベンチでのポンテとアレのはしゃぎぶりは何だ(笑) いや、いいよな、あのラテン気質。同じく後半途中から下がった平川の「何だコイツら?」という表情が笑えて仕方なかった。

苦節何年という歩みを共にしてきたサポほどではないけど、とにかくうれしい。
おめでとうございます!

December 3, 2006 in reds | | Comments (2) | TrackBack (2)