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10/27/2007

浦和vsセパハンの政治的意味合い。

もしACL(アジアチャンピオンズリーグ)決勝のカードがこうなったら、日本政府はいったいどう動くんだろうなと、無い頭で考えていたのだけど、ちょっと無為な感じ。でも、少なくともJFCはイランのサッカー協会に何か申し出ているだろう、ってことは思いたいよな。
イランを旅行中の日本人学生がイランの麻薬密売組織に誘拐されてから、もう3週間になろうとしている。その間、22日にパキスタン領内に移されたようだ、というイラン政府からの情報があったけど、それから1週間近く、何の情報もない。

サッカーに政治的な意味合いを盛り込むべきではないけど、いつもどこかしらでサッカーには政治が絡んできたもの。アルゼンチン、イギリス、スペイン、旧ユーゴしかり。中南米で政治が一切絡んでこないサッカーなんてあるのか? というくらい、なんらかの紛争が発生してきている。局面的には、日本政府は被害者のことを考えて、人質を解放させない限りACL決勝は実施させない、とイランに通告してもおかしくないはずだ。

先にAFC(アジアサッカー連盟)から両国協会に牽制が入っているかもしれないけど、このあたりのことに触れた記事はどこにもあがっていない様子。探せば個人のブログではいくつでも触れられているのだろうけど、どうも在って無きような雰囲気を感じないでもない。ひどく楽観的な感さえする。
小泉純一郎だったらまだ何か一言ありそうだけど、福田康夫に何らかのアナウンスを期待するのはムリっぽいね。

まさか人質解放の条件に、裏で浦和に手加減を要求するなんてことはないだろうけど。

 

October 27, 2007 in football |

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