05/05/2008

第10節、神戸 1-1 浦和。

0503_23_01 内容はともかくオジェック時代のツケを地力の差でじわじわと解消していっていつの間にか首位に照準を合わせている浦和。いや、ほんとに内容はともかくなんだけれども。
前節のコンサドーレ戦、前半いきなりの失点の場面、この崩し方をお前らがやるべきだろう! っていう、そんな鮮やかな崩され方をしていたけど、この神戸戦の前半の入り方も不安なものでした。

8節京都戦から開眼したエジミウソン、高原の2トップはこの日は沈黙。というか、高原が絶不調。神戸のプレスはそれほどタイトでもしつこくもなかったのですが、システム的に封じられた感。ボッティと金が締める神戸の中盤は厚みがありました。暢久も大ブレーキで何かやってくれる感とかそういうのがまったく無し。

0503_09_01 この日CBに阿部が入り、堀之内が左、堤が右という布陣だったけど、これが裏目に出たか、暢久のこともあり浦和の右は火の車状態。ただこの日、神戸にはまったくツキがなかったようでバーやらポストやらに嫌われまくり。これがなかったら1-3の敗戦もあったでしょう。浦和は前半高原のバイシクル、堀内のヘッドが大きく枠を外したくらいで、膠着状態のまま後半へ。

暢久→梅崎の交代で永井が右に入ってやっと浦和は右がフレキシブルになり、CKの流れから上がった阿部がダイレクトボレーを決め、先制。0503_01_01
その後走らない闘莉王と戻りきれない永井の分まで細貝が奮闘して守っていましたが、終了10分前、浦和の右が決壊し、堀之内の半端なツメからコースを切れず、吉田に同点被弾。

終了後、闘莉王のチームメイトに対する怒りぶりが相当でしたけど、そんなことより、走ってくれ闘莉王。


 

May 5, 2008 in reds | | Comments (0) | TrackBack

04/27/2008

善き日に。第8節、京都 vs 浦和、0ー4。

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ゲルトの51歳の誕生日、本人の古巣相手に久しぶりに痛快なゲーム。完膚なきまでに叩きのめした。

京都は主力シジクレイ、アタリバ、増嶋が前節新潟戦で退場処分、さらには加藤監督も一発退場。パウリーニョはアキレス腱断裂で欠場という、それでどうするの? 状態でしたが、言い訳は効かず。ゲームする以上土俵は同じ。
浦和は啓太が扁桃腺炎症が長引いて欠場、坪井も故障。あとはほぼベストメンバーでしたが高原が発熱後で動けるのかどうかという不安材料。

前半、パスがろくにつながらずカウンター主体となるもののセカンドボールも拾われまくり、組み立て以前の体たらく。それでも京都の、ポゼッションこそ高いものの雑な攻めに助けられた格好でしのぎましたが、期待できたのは細貝のスピードのある上がりくらい。

前節大宮戦同様の煮え切らないゲームになるかなと思っていた後半開始早々、京都田原が阿部に対する報復行為で一発退場。前半途中から永井の位置を少し下げたことからリズムをとれるようになったことも併せて、京都は崩壊。

まず、高原が高原らしいスピードのある裏への抜けだしからお目覚め先制。ちょっと間をとって右足で蹴っていたけど、どうだろう、間髪入れず左で蹴った方が高原らしいんじゃないかと思ったのだけど、GKをよく見ていました。お見事。

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2点目3点目は闘莉王のヘッド炸裂。この3点目はゲルトへ捧げられ、ゲルトが「おまえらやめれー」で照れっぱなしだったのが印象的でした。

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さらには高原がゴール前でこぼれたところを併せて4点目。

前節鹿島が引き分けに終わって2位に上がれるチャンスがありながら、よりによって大宮と分けてメンタル的には去年後半と何も変わっていないなと苦い気分を味わったけど、溜飲の下がる思いのゲーム。今日日曜、鹿島がその大宮と引き分け、名古屋が今季初敗北のおまけもついて、首位が見えてきました。

むしろゲルトの誕生日より、この日は17歳山田直輝のデビューとして記憶される日。
交代した闘莉王が本当にうれしそう。0426_09

April 27, 2008 in reds | | Comments (2) | TrackBack

03/20/2008

始まりに向けて。ナビスコ予選、浦和0-1神戸。

リーグ戦前節グランパス戦は周知の通り初戦横浜F・マリノス戦以上にずさんなゲーム、ちょっとこれは...の内容だった。連繋の悪さの解消が第一の課題だとはっきりしていたのに、いっそう悪くなり、何をしなければいけないかの部分において、フィールドの全員がてんでばらばらの方向を見ている。かなり痛かった。
唯一前半に細貝(?)から高原を全速で走らせたロングフィード、それに追い付いた高原がキープしつつ折り返したところにこれまた全速で飛び込んできた細貝、そしてシュート、この流れだけは素晴らしかった。
中盤高めでのキープが頼りないから、こういうパターンをもっと増やせば...とは思えた。

で、青天の霹靂的展開。オジェック解任、ゲルト・エンゲルスコーチが監督に就任。おおついにこの日が、である。
現場で見る機会の極端に少ない浦和ファンとしては、そこまで監督と選手たちとの関係が悪くなっているとは思えなかった。なんか暢久のイライラっぷりが度が過ぎるなあとは感じていたけど、修復もきかないところまでいっていたなんて。でもまあ、監督のヴィジョンが選手たちに伝わらないとこういうことになってしまうのは必然。戦術練習をほとんどしなかったというし、ほんとに無策の士だったんだね。

ゲルト・エンゲルスの監督就任は、フリューゲルスでの天皇杯優勝、サンガでの天皇杯優勝をリアルTV観戦してきた者にはもう本当に、待っていたぞ的感慨がある。とにかくチームをまとめるのが上手い。チームなんて生ものだから戦術もその時のチーム、あるいは敵チームに合わせたものがあるはずで、その意味ではまだ見えてこないものはあるけど、選手全員に同じ方向を向かせる手腕は確かだろう。
オジェック時代も岡野あたりが必死に檄を飛ばしていたようだけど、監督との断絶があったら何も生まれるはずがない。

TV観戦できていないのだけど、そのゲルト・浦和の初戦、ナビスコ予選(高原、啓太、阿部は代表へ)。
勝つにこしたことはないけど、まあ、何か光明が見えさえすれば、と願うゲーム、ヴィッセル神戸に0-1で破れた。誰もが言っているようだけど今季の神戸は強い。とにかく走るし、全員の意志統一が素晴らしい。そのチームを相手にして、後半、何か手応えはあったようだ。堤が先発し、なんと新人FW高崎が交代出場、セルヒオもほんと久しぶりにピッチに立った。
なんかひとつ、皮がむけたのだろう、すがすがしい感じはある。

 

March 20, 2008 in reds | | Comments (0) | TrackBack

03/11/2008

第1節、横浜FM 1-0 浦和。

Jリーグ開幕。ほんとに待ちわびた。
関西では浦和のリアルタイムTV中継は観れないので、今日やっとJスポーツの録画放送で観戦。

エジミウソンと高原の2枚に、治療からまだ帰ってきていないポンテの代わりにトップ下は暢久。アレックスが負傷で代わりに相馬、DFは闘莉王、坪井、堀之内の3枚。

もういろんなところで書かれているように、浦和はひどい負け方をした。グアムキャンプでの実践練習が愛媛戦のみという不安があったにしても、相手は「お客さん」やしなあ、という楽観は無惨にも打ち砕かれた。ボールがまるで繋がらない。これがすべて。

相馬、高原がかろうじて走れていたしキープもできるが、とにかく効果的な連繋ができない。横浜の徹底して挟んでくるプレスと引きまくりの布陣に喘ぎっぱなしで、何も展開できていない。エリア付近に限らずパスが繋がらず、奪われてカウンター喰らうことしばし。
どういう戦術なんだこれ?って思っても、オジェックのことだ、はなから戦術はない。エジミウソンがからっきしキープできないのが痛いね。

失点シーン、坪井の甘いクリアは責められないだろう。むしろあの位置まで隼磨を進入させた中盤に非がある。小宮山の、中央からあの角度でのシュートも敵ながらあっぱれ。

引いた相手をどう崩すかという課題はいったいいつの頃からのものだったか。とはいえ、このゲームはそれ以前の問題。エクスキューズにもならない。

 

March 11, 2008 in reds | | Comments (2) | TrackBack

01/19/2008

キーマンは細貝か。

ストーブリーグもほぼ落ち着いたようです。ほぼ順調にシーズンオフを終えそうなチームもあれば、羽生、佐藤、山岸、水本、水野といった代表級の選手がごっそり抜けて、取り繕ったようなフロントの発表に他サポからも顰蹙を買われている千葉というチームもあり。しかしこれ、ちょっと前代未聞の醜聞では? 相当、酷いね。新潟から坂本が戻りはしたものの、このままでは今季の降格争い候補間違いないか。

とはいっても浦和も申し分ないストーブリーグだったわけではなく。昨季を顧みて、また、下部育成がうまくいっていないことを考慮に入れれば、補強すべきは他にあるだろう? ってことで、ちょっとおさらい。

[行く者]
 ・ワシントン(フルミネンセ?)
 ・ネネ(退団)
 ・長谷部(ヴォルフスブルク、完全移籍)
 ・赤星(水戸ホーリーホック、レンタル)
 ・横山(山形、完全移籍)
[来る者]
 ・高原(フランクフルト、完全移籍)
 ・梅崎(大分トリニータ、完全移籍)
 ・エジミウソン(アルビレックス新潟)
 ・アレックス(ザルツブルクより復帰)
 ・近藤(愛媛FCより復帰)
 ・高崎寛之(FW、駒沢大)
 ・橋本真人(DF、市立船橋)
 ・林勇介(MF、盛岡商)
あと、小野は怪我が完全に治り次第ボーフムへ、という理解でいいのでしょうか?

で、思うことは...
»啓太とボランチを組むのは細貝でOK?
»あるいは阿部をDFで固定するなら、DF4枚で啓太のワンボランチ?
»その場合、ポンテが怪我から復帰していれば、ノブヒサを外して梅崎が右?
»結局DFの補強が一切なされなかったけど、細貝をユーティリティ的に使う?
»またあるいは、愛媛から近藤(DF)を戻したのは、使えると判断してのこと?
»いや、そうじゃなくて、DF橋本(190cm)が、もう使えるんだよ、ってこと?

何にしても今年はA3もなくACL予選もなく、有効なフォーメーションを探る時間はたっぷりあるので、昨年の轍を踏むことなくしっかり準備してほしいもの。

 

January 19, 2008 in reds | | Comments (0) | TrackBack

12/17/2007

グッドバイ、ワシントン!

浦和レッズ2-2vsエトワール・サヘル(チュニジア)。停滞、の一言に尽きる試合。
サヘルは注目のシェルミティが右に流れつつ仕掛けていくスタイルが多少効いてはいたけど、両軍とも、まあとにかく人が動かないゲームだった。何も状況を知らないで観れば、これがクラブワールドカップ3位決定戦だなんてとても思えまい。

浦和は負傷の闘莉王に代わってノブヒサが入り(トップ下)、阿部がCBに。長谷部は定位置のボランチ、細貝の右Wはミラン戦から変わらず。
この布陣は大失敗で、そう厳しいとも思えないサヘルのプレスの前にゲームの組み立てもままならず、逆に前半早々に坪井が自身のクリアミスに慌ててエリア内でファウル、PKで失点。
とにかく動けていないノブヒサをなんとかしようと、オジェックが(!)前半半ば過ぎに長谷部をトップ下、細貝をボランチ、ノブヒサを右WBに修正。これでやっとボールが回り出す。

それでも人とボールが動く、ということに限って言えば、ほんとに侘びしいゲームで、前半のうちに、立ち止まった相馬のゆるいクロスをこれぞワシントン!というヘッドでズドンと同点に持ち込めたのは爽快でしたが、サッカーとしてはとにかく面白味に欠けるゲームになってしまいました。
後半再び、今度は永井のクロスをワシントンがヘッドで合わせ逆転するも、シェルミティの個人技からDFと都築のミスを誘い、同点に。

結局PK戦で最後に都築が止め、アジア代表の浦和が「クラブ・ワールドカップ」3位に、という「え? ほんとにこれでいいの?!」的結末。
この結末の持つプレッシャーをどうはね返すのか、という意味でも来季の浦和は重要な立場。
楽しみです。

いろいろあったけど、ワシントンは今季限り、このゲームの翌日にはもうブラジルへ、ということで、ゲームセットの直後ピッチにしゃがみ込み、感極まったように嗚咽していた様子が印象的でした。同点ゴール直後、ゴール裏下に駆け込んで、ユニを脱いで挨拶した情景と共に。
アルパイ、エメ、ワシントンと続いてきた悪童的助っ人の系譜はこれでひとまず終了か。ちょっと寂しい。

December 17, 2007 in reds | | Comments (0) | TrackBack

12/14/2007

為す術、無し。闘莉王の限界。

CWC準決勝、浦和レッズ0-1ACミラン。
セパハン戦と同じメンツで臨んだオジェックに、策は無し。いや、わかってたけど。

いい試合ができたと思っている。ミランは決して平均的なチームではない。そんな相手に、守るだけでなく、攻撃的な部分も見せることができた。レッズの選手たちは、よくプレーした。試合には負けたが、日本のサッカーを見せられたと自負している。

それで済ませるオジェック....
しかも浦和のサッカーを見せる前に、日本のサッカー、だってさ。

前半、ポゼッションはミランが65%近く。そのうえで、浦和にカウンターの気配はまったく無し。中盤にできることは何もなかった、といっていい内容。
何がハナシにならないって、長谷部、相馬がまったくキープできないこと。長谷部はこうも線が細かったかと溜め息しか出ない。こんなんでほんとに来季セリエでやるつもりなのだろうか。相馬はセパハン戦でのキレキレぶりが嘘のような停滞ぶり。セパハンがどれだけ緩かったのかを再認識させられただけのことだった。

対するミランは、コンビネーションのスピードはないし、個人技で翻弄していたわけでもない。むしろ、浦和の中盤からの老獪なチェックに苦しめられていた印象。たしかに身体の入れ方とかトラップ後のスピードでは圧倒していたけど、ゲームの組み立てにおいて浦和に恐怖を与えるようなものはほとんどなかった。
それでも、後半を含めたら、結局ミランが70%近くポゼッションしていたか。
阿部、坪井、闘莉王のディフェンスがなければ3失点あっても不思議じゃなかった。

もしポンテがいたら、と思っても詮無い。ただ、今日のゲームではっきり実感したことはある。浦和はアジアの王になれても、アジアから外に出ることは今のJの(特に外国人選手についての)システムが変わらない限りまず不可能だ、ということ。ポンテが、闘莉王が、達也が、ノブヒサが、小野がフィジカルを完璧に戻したとしても。
いや、そんなこと冷静に考えれば誰でも分かっているはずのことなんだけど。視野、技術、戦術理解と引き出しの多さ、そしてフィジカル。それらすべてに差があり過ぎる。
象徴的だったのは、闘莉王の負傷退場。あそこで負傷するのが、浦和の限界だ、ということなのだろう。

本気の「世界」は、気が遠くなるくらい遠い。

December 14, 2007 in reds | | Comments (0) | TrackBack

12/01/2007

浦和0-1横浜FC、切れてしまったもの。

ほぼ掌中に収めていたはずのものが、最後の最後、するりとこぼれていった。
斯くも鮮やかな大逆転劇の前に、怒りもない。負けて当然の試合になった。現地(日産スタジアム)に漂った虚脱感はいかばかりだったろう。ACLを獲って以降、4ゲームで勝ちなし、得点はわずかに1点、失点は4。これが現在の浦和の実力なんだろう。
クラブワールドカップ出場を決めたゲームでぷつりと切れてしまったものとは、いったい何だったのだろう。

最終戦の相手は横浜FC。契約延長されなかった元代表の山口と小村が先発してきた時点で、ひょっとしてひょっとしてしまうんじゃ...の危惧は一層現実味を帯びてきた。王者を前に、既に何も失うものがないないチームと、優勝を目前に絶対に勝たなければいけないチームのメンタルを比べることはできないけど、その質の違いは当然プレッシャーの差に現われていた。
横浜は自分たちにできることに徹して自分たちのゲームをし、最後まで約束事が統一されていたていたけど、浦和は最初から浮き足立ち、何かを見失っているようなゲームになっていた。

リズムらしいリズムもなく中盤はほとんど機能せず、逆にプレスをかけにいこうともしない。長谷部のスピードに乗った絶好のスルーパスに永井が追いつけない(もともと永井は初速の速い選手ではなく、あの時そこにいたのが平川だったら...とか思っても詮無い)。ワシントンはキープこそすれど、決めきれずラストパスも送れず、例によって挟まれて奪い返されるパターンの繰り返し。

それでも執念はあった。とくにワシントンの、相手ボールをひたすら追う姿にはグッとくるものがあったし、前半、(相手の)左でよりによってカズに縦に千切られて失点に繋がるミスを犯した阿部のそれ以降の攻守にわたる集中には、鬼気迫るものがあった。J1、ナビスコ、天皇杯(1ゲームだけだったけど)、A3、ACL、そして代表までこなし走り通した啓太のフィジカルには頭が下がる思いだ。

疲弊しきった身体でどうこう考えても、これ以上何の発展も望めないだろう。といって今季失速の翳りが見え始めてから何も策をうたなかったオジェックに、今さら何を求めようか。
クラブワールドカップのゲームまであと9日ある。とにかく少しでもメンタルも身体も休めて欲しい。切れてしまったものを、もう一度つなぎ直してほしい。
怒濤の9連勝で逆転優勝をもぎ取った鹿島の、あきらめない意志の強さから僕らも何か学ぶものがあるんじゃないかと思う。

December 1, 2007 in reds | | Comments (7) | TrackBack

11/25/2007

浦和0-1鹿島。

優勝を決める格好の舞台のはずが。前節清水戦より腑甲斐ない闘いぶりなんだから話にならない。純粋にサッカーを観に来た子供たちは失望したことだろう。
ワシントンは大ブレーキ、左から永井、相馬が仕掛けてチャンスメイクするも、繋がらず。とにかくクロスの質が悪い。ポンテも生彩を欠く。右では....平川の負傷退場が痛かった。首でしょうかね。交代出場した、先日北京行きを決める一戦で大ブレイクした細貝に期待するも、効果的な絡みは見せられず。

鹿島は鹿島で終ってみればレッドカード2枚。新井場が前半42分に退場したので浦和としては50分近く有利な条件だったはずが、逆に火がついたのは鹿島でした。後半21分、一瞬の隙をついて野沢が闘莉王を置き去りにし、先取点。
逆転優勝を充分に狙える位置にいる鹿島のメンタルは、優勝のかかっている浦和のそれよりも狡猾なもので、浦和は手のひらの上で踊らされた格好。それを振り切れるプレイヤーは今の浦和にはいない。山田が復帰していたらまたゲームの質自体が違ったかも知れませんが...

最終節は横浜FC。今日横浜は次期監督ピクシーが観戦していた名古屋とスコアレスドロー。失うものはもう何もないチーム。
おまけに、28日、天皇杯を挟む。
闘莉王は今日のイエローで出場停止だし、士気が気掛かりだ。
今日のようなゲームを見せられたらそう感じても仕方ない。

November 25, 2007 in reds | | Comments (0) | TrackBack

11/15/2007

ACL決勝、浦和レッズ 2-0 セパハン。

Acl_champion その瞬間、喜びはしたものの、爆発するようなものはなかった。不思議に、じわっと滲み出てくるような喜びだった。ほんとに嬉しい。現地で応援するサポーターたちがうらやましく思えてならなかった。おめでとう、そしてお疲れ様でした。
サポーターにトロフィーが(おそらく啓太から)手渡されていた映像には、泣いたよ。

前回のエントリで、最近の浦和を、というよりベンチのやり方を非難しまくりだったわけだけど、今日は3試合ぶりのホームだったということもあり、モチベーションが明かに違った。キックオフ直前の整列の場面での緊張し切った闘莉王の表情、記念撮影が終わって各エリアに散っていく時の弾けたように嬉しそうな表情。ああ、今日は勝って決めるな、と思わずにはいられなかった。
先発はもう当然のように日曜日の川崎戦と変わらず、負傷のノブヒサの代わりに阿部を高めに、右に置いた変則的4-4-2。キックオフ直後から阿部が腰を気にしている様子に、サポーターたちはほんと、祈る思いだったろう。

立ち上がりから拮抗していたけど、技術が高い割にはセパハンのDFの詰めが甘く、クリアが不正確。これは付け込む隙がありそうだな、と思っていたら21分、ポンテのスルーパスを相手DFがクリアし損ねて空振り、永井が抜け出して先取点ゲット。この時の初速は素晴らしかった。

セパハンの、ロングフィードを飛ばして戦局を打開しようとする狙いに、浦和は5バック状態。案の定、時間が経つにつれて中盤は有って無きもののごとし。でもセパハンの雑な攻めにはほんと助けられました。
後半早々、ワシントンの超弩級のロングシュートがあるも、惜しくもバー。この頃からポゼッションは6-4でセパハンだったでしょうか、啓太、阿部のカバーリングはもちろん、闘莉王が超絶的なデフェンスを見せていました。何なんでしょうね、このポジショニング、どうしていつもいつも、そこで止めてほしい、って時にそこにいるのでしょうね、彼は?

後半25分、待望の追加点。闘莉王らしい左への上がりからエリア内へのワシントンへのクロス、これを、もう、ここしかないだろう! ってところへ落とし、走り込んだ永井のグラウンダーのシュート、GKが弾いて浮いたボールを詰めていた阿部のヘディング!

正直なところ、上海申花、ペルシク・ケディリ、シドニーFCとぐだぐだの試合を続けながらも(全部ドロー)なんとかグループリーグを勝ち抜いた頃の心境を思えば、ほんと、まさかここまで来るなんて... です。
ロスタイム、ワシントンに代えて岡野。もう、微笑まずにはいられなかった。
うれしい。おめでとう。
You are CHAMPION !

 

November 15, 2007 in reds | | Comments (4) | TrackBack