ヘンデル『アリオダンテ』
ウチの相方のオペラ好きの友人から「ドイツもの以外」という条件の下にCDを数枚借りて、最初にヘンデルの 歌劇 "Ariodante" (アリオダンテ)を聴く。マルク・ミンコフスキの指揮。
つっか、ヘンデルはドイツじゃなかったっけ? イギリスに帰化したらしいけど。というわけだかどうだか、サッカーのUEFAチャンピオンズリーグの入場曲はヘンデルの楽曲をアレンジしたものらしい(→Wiki)。
物語のことは知らないので、いろいろググってみる。主役のアリオダンテは初演(1734年)ではカストラートが起用されている。現在はズボン役(=宝塚の男役。『ばらの騎士』のアグネス・バルツァあたりがわかりやすいか)が演じているようで、ジャケットのアンネ・ゾフィー・フォン・オッターがりりしい雰囲気。
で、同じ原作本からヘンデルは他に歌劇『オルランド』も作っているのですね。この初演でもヘンデルは主役オルランドにカストラートを起用しているとのこと。当時はカストラート全盛だったのでしょうか。
『アリオダンテ』は恋のさや当てというか、案の定、という内容なんだけど、そんなことはどうでもいい。最初にそのフォン・オッターの声が聞こえてきたとき、えっ !? とびっくりした。
澄明。
まあ、だまって聴けよ。溺れるぜ。
といいたくもなる、そんな楽曲と歌でした。
Handel: Ariodante / Minkowski, Les Musiciens du Louvre
May 11, 2007 in music | Permalink
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