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05/10/2007

浦和レッズ、ACLアウェイ戦、チェルシー、3連覇逃す。

ACLグループリーグ、ペルシク・ケディリ戦。
典型的なアウェイ戦。インドネシアらしいむっとするような重い空気と、暑さ、そしておいおい、これは...と頭を掻かざるをえない、草サッカー場としか思えない劣悪なピッチコンディション。っつうか、ペルシクにはこれが普通なんだろうけどね。
そういう意味ではTV観戦していても面白いゲームだった。熱帯でのゲームの雰囲気を楽しめた、という意味で。もし昭和にJリーグが立ち上がっていたら、こんな応援風景だったかな、と思わせるような。いいですねー。

阿部、強行出場。闘莉王、ノブヒサが出場停止で、ワシントンも負傷欠場。この3人にはいいオフになったことを願う。
代わりに何を思ったか、オジェックは長谷部を引っ込めて小野を先発させる。監督批判どうこうじゃなくて、逆にオジェック自身の構想からすっかり外れてしまっているはずなのに。駒がほかにない、とも言えるが。案の定、この日の小野は、仕事らしい仕事は一切やらなかった。動いてはいたのですが、不要なファウル多すぎ。
相馬、ネネの復帰は嬉しいが、先発した平川が前半早々に負傷退場。このタイミングは代わった細貝自身も想定外だったのかアップしていなかったらしく、以降ずさんなプレー頻発。一概にピッチコンディションのせいにはできない内容。

前半、目も当てられなかったけど、本調子には程遠い相馬を下げて後半から起用の岡野が効いた。これで右からの攻撃がフレキシブルになったようで、するーっと上がっていた永井からのクロスを千両役者ポンテが振り抜いて同点。このあたりからもう、やってて楽しいサッカーの雰囲気で、阿部のちょっと久しぶりのヘッド炸裂に、あー、こりゃもう1点いくな、と期待したのですが...
さすがホームでは負けていないペルシク。神々が憑いていました。

リーグ次節のガンバ戦、完膚なきまでに叩きのめしてスッキリしたいものです。

プレミア第36節、アーセナル戦。
リーグ3連覇を逃す。
ツェフ、テリー、ロッベンの負傷離脱、フィットしないバラックとシェフチェンコ、という負の要素はあったにしろ、このアーセナル戦を観ていて、ああ、ギャラスは出すべきじゃなかったよなあ...としみじみ思う。ギャラスの代わりもグジョンセンの代わりも見つけだせていないチェルシー、今夏の動きは大きいだろうな。
そのタフネスさは称賛に値するけど、CLもリーグもというなら、ジョー・コールでは間に合わない。シェフチェンコの取捨がポイントになるのか。あとはSBなんだろうなあ。

 

May 10, 2007 in football |

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Comments

私はジョー・コールは結構ご贔屓ですが、ファンにとっては物足りないですか(笑)。今年はけが人が入れ替わり立ち替わりでしたが、それでもここまで戦ったんですから素晴らしいチームだと思いますよ。問題はバラックとシェフチェンコでしょうね・・

Posted by: nobuta | 15 May 2007 07:47:31

>nobutaさま
ジョー・コール、昨季感じたほどのポテンシャルが見えてきていませんよね。起用法にもよるのだろうけど。
MF体型のFWってこともあって、ぼくも好きなんですけどね。周囲は彼の走り込みに的確に反応できていないような気がします。グジョンセンだったらちょっと下がり目のポジショニングからぴしっとジョー・コールに通していたように思うのですが。

Posted by: kiku | 17 May 2007 11:18:53

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