U17決勝、U22サウジアラビア戦。
サッカー観戦続き。ハズレが多すぎるような気もするが、昨夜のU17W杯決勝、ナイジェリアvsスペインは面白かった。
ナイジェリアvsスペイン、なんて、めまいがしそうなカードなんだろう。ーフツーのサッカーファンにはそんな刷り込みがあるはずだ。いつだったろう、アメリカW杯での対戦だったか、それを観て以来、ナイジェリアのグリーンのユニフォームを見ると何かを期待せずにはいられない。
U17スペインの圧倒的な個人技。とくに身体の入れ方の絶妙さにナイジェリアが翻弄されること暫し。それプラス、ショートパスでのコレクティブな連携という部分で支配できていたのでこれはスペインが勝つかな、と思っていたのですが...
純粋に、身体能力だけを比べればその差は歴然。ナイジェリア、速い。競ったらぶっちぎりで勝つし。フツーに技術は持っているし、おまけにあのバネって、あり得ない。GKが脅威でしたねー。
というわけで個人技を駆使し速いパスを刻んで攻め上がるスペインと、ロングボール主体にバネを生かした組み立て(そんなんあるのか!)のナイジェリアという構図は拮抗したゲームに。とにかくどちらもGKが素晴らしかったので決定機は作れるものの(ナイジェリアには運もなかったかもしれません)、延長でも決着つかずスコアレスのままPK戦へ。もったいないなーとそこで観戦をやめて、今朝、3-0でナイジェリアが勝ったことをネットで知ったのでした。
しかし、それにしてもこれでU17って...
一方、いつになってもどんなチームを作ろうとしているのかその形が見えてこないU22反町ジャパンのアウェー、サウジ戦。高温多湿の中でのタフなゲーム。
水野が反町の思惑に嬉々として森島ワントップの下でシャドーを担うも、前半早々に破綻。案の定、反町は自分のミスを認め、後半からプレスの効く柏木で修正してきましたが...
とにかく平山を出すなと思い続けてきた念が実って(笑)森島のワントップとなりました(かなり期待した)が、暑さと湿度のせいか思いのほか守備で機能せずほとんどお山の大将と化してました。ボール奪取されて奪い返しに走ることは皆無といっていい。まあ、とにかく重い。
体格の割には足下が器用なプレイヤーだからポストプレーにも期待したのですが叶わず。明かにホームチームの気持ちが上回る展開でしたね。
収穫は堅牢といっていいDF陣の成熟がみられたことか。さすがにこの3枚(水本、青山、伊野波)の中に細貝の入る余地はなさげ。本田(拓)がちんちんにされ通しだったのが気になりますが、ほんとに水野が頼もしくなりました。
ただねー、インタビューで監督のことを「ソリさん」なんていうのはやめろよなー(笑)
September 11, 2007 in football | Permalink
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