「佐藤可士和の超整理術」
たぶん、ユニクロがニューヨークに進出した時のクリエイティヴディレクションで知った人も多い、アートディレクター佐藤可士和の著。この時の音楽を担当したのがDJの田中知之(Fantastic Plastic Machine)。田中は今でも、UNIQLOCK (ブログパーツもあり。けっこうキレイめでいい感じ)等、ユニクロの音楽ディレクションを続けているようです。
昨年のふたりのミーティング状況が田中のブログにもアップされていました。ミーティングの場所は佐藤のオフィス "SAMURAI" だったのですけど、その画像に見えるオフィスの雰囲気がちょっと凄いのです。→サムライでミーティング。
余計なものが一切排除されています。排除、という表現でいいのでしょうね、これは。とにかく何も、ない。ナッシングです。
デザイン業界って、やたらとモノが散乱しているのが通例なんですけどね。
そして佐藤は書いています。
やはり放っておけばモノは多くなります。意識的に整理を重ねることで、すっきりさせた状態を保っているわけです。自分だけでなく、整理に関してはスタッフ全員にとことん力を入れさせています。
なぜそんなに徹底しているかといえば、結局それが仕事のうえでの、あらゆるリスク回避につながるから。(p68)
それができるようになるために、何を切り捨て、何をどういう順序で残していくか、そのプライオリティ決定の手管を平たく噛み砕くように何度も佐藤は繰り返す。わかっていることだけど、そういうのはなかなかねー、と思う人もいるかもしれない。でも不思議なもので、それを意識的に実行していけば消えていいものは消えてしまうんである。洗練は表面だけでなく、中身にも伴った結果となる。
僕は案外、要らんモノはすぐに捨ててしまうタチだけど、逆に後で、あれ? アレ、どこやったっけ? となることもある。そういうのはちょっと間が抜けているので、うーん、勉強になりました。
October 10, 2007 in books | Permalink
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ユニクロにはバックとか傘とかも置いてある。ナイロンのバッグは色やデザインが結構豊富で値段も安い。主人はいつも私のプラダのナイロンバッグを見て、これとユニクロとどう違うんだって言う。プラダの方が洗練されたデザインでしょといつも言い返してやるけど、プラダってマークが付いてなくて、ユニクロの中に混じっていたら見分けが付くかどうかは自信がない。ブランドってそんなもんで本人の自己満足でしかないのかもしれないけどね。ユニクロと思うから普段着になっちゃうし、雑に扱っちゃう。傘も安いから、置...... [Read More]
Tracked on 11 Oct 2007 16:40:16
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