北京五輪出場決定。
近年の五輪予選のゲームとしては出色の出来。両チームともプレスをかけにいくスピードが最後まで落ちなかった。そこが面白くさせた一番の理由のような気がする。
っつうか、五輪関係は昔からいつもあまり真剣に観ていないので、過去のゲームをほとんど覚えていないというだけのことなのだけど。
いや、そうじゃなくても面白いゲームだった。反町、やればできるじゃん! っつうか。
特に青山(広島)、われらの細貝、この両ボランチが素晴らしかった。
ベトナム戦からフォーメーションをいじってきた。前回はボランチに入った柏木をトップ下に置き、4バックの右で使った内田(鹿島)を下げ、細貝をボランチで先発させる。今回は3バック。これはサウジアラビアを相手に大当たり、だったろう。李、岡崎の2トップはそのまま。
サウジの2トップは細貝のラインでほぼ完封。一度強烈なシュートを撃たれてGK西川が弾いたところを詰めてきたサウジに、やられた! ってシーンがありましたが、青山(広島)の見事なカバー。なんか、元A代表の田中誠のカバーを思い出させたよ、あれは。
テクニックではサウジの方が上なんだけど、トップ下の柏木が軽くいなす感じでプレスを翻弄、ビルドアップに際して彼のキープ力にどれだけ助けられたか。なんとなく、チェコ代表のロシツキを思い起こさせるプレイヤーですね。
肝心のシュートに関しては岡崎(清水)と細貝がいいもの見せてました。相手GKが良すぎた、ってのもあるでしょうけど、岡崎、入れて欲しかったですね。ほんと、良いシュートだったとおもいます。鈴木師匠の泥臭さがちょっと洗練された感じ、とでも言うか(笑)
あと、下手にファウルを取られてセットプレーの危機というのがほとんどなかったのが凄い。このあたり、水本はもちろん、細貝、青山(広島)の集中力に敬意。
さて。未だICUに入っているオシムA代表監督の意識が戻って、いつかこのゲームの録画を観ることができた時、何と言うのでしょうか。
やっぱり、ひとつふたつは、ケチをつけてほしいよね。
November 22, 2007 in football | Permalink
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