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04/27/2008

善き日に。第8節、京都 vs 浦和、0ー4。

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ゲルトの51歳の誕生日、本人の古巣相手に久しぶりに痛快なゲーム。完膚なきまでに叩きのめした。

京都は主力シジクレイ、アタリバ、増嶋が前節新潟戦で退場処分、さらには加藤監督も一発退場。パウリーニョはアキレス腱断裂で欠場という、それでどうするの? 状態でしたが、言い訳は効かず。ゲームする以上土俵は同じ。
浦和は啓太が扁桃腺炎症が長引いて欠場、坪井も故障。あとはほぼベストメンバーでしたが高原が発熱後で動けるのかどうかという不安材料。

前半、パスがろくにつながらずカウンター主体となるもののセカンドボールも拾われまくり、組み立て以前の体たらく。それでも京都の、ポゼッションこそ高いものの雑な攻めに助けられた格好でしのぎましたが、期待できたのは細貝のスピードのある上がりくらい。

前節大宮戦同様の煮え切らないゲームになるかなと思っていた後半開始早々、京都田原が阿部に対する報復行為で一発退場。前半途中から永井の位置を少し下げたことからリズムをとれるようになったことも併せて、京都は崩壊。

まず、高原が高原らしいスピードのある裏への抜けだしからお目覚め先制。ちょっと間をとって右足で蹴っていたけど、どうだろう、間髪入れず左で蹴った方が高原らしいんじゃないかと思ったのだけど、GKをよく見ていました。お見事。

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2点目3点目は闘莉王のヘッド炸裂。この3点目はゲルトへ捧げられ、ゲルトが「おまえらやめれー」で照れっぱなしだったのが印象的でした。

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さらには高原がゴール前でこぼれたところを併せて4点目。

前節鹿島が引き分けに終わって2位に上がれるチャンスがありながら、よりによって大宮と分けてメンタル的には去年後半と何も変わっていないなと苦い気分を味わったけど、溜飲の下がる思いのゲーム。今日日曜、鹿島がその大宮と引き分け、名古屋が今季初敗北のおまけもついて、首位が見えてきました。

むしろゲルトの誕生日より、この日は17歳山田直輝のデビューとして記憶される日。
交代した闘莉王が本当にうれしそう。0426_09

April 27, 2008 in reds | | Comments (2) | TrackBack (0)

04/05/2008

映画バトン。

subterraneanさんの「地下生活者の日記」でのバトンを受けて。回ってきたわけじゃないのですが、「ここまで読んでしまった方に。」ということだったので、せっかくだし。考えるだけで楽しそうなお題でしたし。
で、早速。

1.生まれて初めて劇場で見た映画は?
 「101匹わんちゃん」

ウォルト・ディズニー・クラシックス DVDセレクション
ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメ?塔g
発売日:2000-11-17

シリーズものとしていろいろ出ているようだけど、どのバージョンだったのか定かではありません。70年代なかばのことなので、たぶんオリジナルの「101匹わんちゃん」だろうと思う。
アニメーションはほとんど観てませんが、不思議にピクサーは今でもよく観てます。

2.一番最近劇場で見た映画は?
「サラエボの花」

サラエボの花
アルバトロス
発売日:2008-06-06

祝・イビチャ・オシム元日本代表監督、退院。

3.最近DVD(ビデオ)で見た映画は?
 「勝手にしやがれ」

勝手にしやがれ デジタル・ニューマスター版
ハピネット・ピクチャーズ
発売日:2006-05-26

ストーリーはわかっているから、ファッション雑誌的に観てみても楽しい。カット割りの呼吸がたまらない作品。

 

4.一番良かった白黒映画は?
 「8 1/2」

8 1/2 愛蔵版
IMAGICA TV
発売日:2008-05-31

ルビッチ、F.ルムナウ等無声映画から選んでも良かったけど、なるたけ見る機会に恵まれ易い映画でってことで。王道ですが、もう、無比の構図のこの作品。
あと、モノクロだからこそジャンヌ・モローの「エヴァの匂い」「突然炎のごとく」「危険な関係」あたりも印象的。

5.一番良かったアクション映画は?
 「レザボアドックス」

ダイ・ハードと迷ったのですけど。

6.一番良かったロマンティック映画は?
 って、恋愛映画、ってことですよね?
 「汚れた血」

汚れた血
ショウゲート
発売日:2007-05-25

この作品の後に続く恋愛映画はまだ出ていない気がする。疾走感に、酔う。
タランティーノの「トゥルー・ロマンス」も遠い。

7.一番良かったアニメ映画は?
 「トイストーリー」

トイ・ストーリー
ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメント
発売日:2000-11-02

ピクサーの底力を見せつけられた。

8.一番良かったミュージカルは?
 「オズの魔法使い」

オズの魔法使 コレクターズ・エディション
ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2005-11-25

いまでもジュディ・ガーランドのレコードは聴いてる。

9.旅をしたくなる映画は?
 「フィツカラルド」

フィツカラルド
東北新社
発売日:2001-09-26

ヴェンダースの「パリ、テキサス」と迷いましたが、アドレナリン出まくりのヘルツォーク作品を。旅映画というより、冒険映画ですが。文字どおりどこかへ飛び出していきたくなる映画。

10.見るとお腹がすく映画は?
 「バベットの晩餐会」

バベットの晩餐会
ポニーキャニオン
発売日:2000-04-19

ディネーセンの原作も豊穣。本当に美味しいものを食べる時は人は無言になるんだと再確認。

11.泣きたい時に見る映画は?
 わざわざ泣きたい時に映画なんて観ない。

12.途中で止めた映画は?
 少なくとも劇場で途中退出した映画は記憶にない。

 

13.元気が出る映画は?
 「マグノリア」

ポール・トーマス・アンダーソン、この作品で昇華したわけじゃない。まだ進化している!

14.何回でも見れる映画は?
 「ブレードランナー」

いやもう、実際何度観たことか。

15.絶対に薦めない映画は?
「ストレイト・ストーリー」以外のD.リンチ作品すべて。
僕は好きだけど、観るといいよ、なんて言えない。

 

16.今まで観た映画で一番怖かったのは?
「吸血鬼ドラキュラ」

吸血鬼ドラキュラ
ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2007-10-12

クリストファー・リー。小学生の頃TVで観たのだけど、もう恐くて自分の部屋に戻ることもできなかった。

17.人生の勉強になる映画は?
「ノスタルジア」

ノスタルジア
パイオニアLDC
発売日:2002-11-22

タルコフスキーならあるいは「アンドレイ・ルブリョフ」。人生の勉強になる、というより、インスピレーションに満ちた作品。
同じような意味で。ベルイマンの「ファニーとアレクサンドル」。

18.好きな映画のジャンルは?
普通に、ドラマかな。スパイク・リーとか。自分のリズムを持つ作家は、いつも気になります。

 

19.サントラが好きな映画は?
 「死刑台のエレベーター」

死刑台のエレベーター
紀伊國屋書店
発売日:2006-06-24

マイルス・デイヴィスの、爛れたようなトランペット。最近では同じくマイルスの "Spanish Key" が使われた、マイケル・マンの「コラテラル」も印象的。

20.次にバトンを回す人は?
どなたでも、最後まで読んで下さったかたに(笑)

 

April 5, 2008 in films | | Comments (2) | TrackBack (0)