コマトマの脚本。
ことあるごとに不祥事が続いたりして昨年は駒大苫小牧のゲームは一度も見ることがなかったし見る気にもなれなかったのだけど、夏休みがいいタイミングで取れてウチの相方に行こうと誘われ、朝8時半からの第3回戦、駒大苫小牧vs青森山田を観に行った。
朝9時前後から火傷するんじゃないかと思える陽射しで、ライトスタンド最上段に吹く風も気休めにもならなかった。2時間そこそこで500mlのペットボトル飲料が二人で3本半消えることになったし。
しかしもったいないカードだよな。
野球はほんとに見ないのだけど2年前のコマトマvs済美の決勝戦は楽しんだ。やっている選手たち全員楽しんでいるというのが観客たちにも伝わってきて、結果的に13−10に終わった笑っちゃうようなシーソーゲームもなんだかんだいって自作自演じゃないかと思えるほど負ける気がしなかった。チームの一体感がレフトスタンドで見ていても感じられたしね。
今日の3回戦は控え投手をふたりつぶして3回裏で1-6のビハインド。どうしてエースを出さないのだろうと思っていたら、4回にやっと田中君の登場。さらに追加点入れられて1-7と引き離されたけど、ここからがコマトマの真骨頂やね(笑)、一昨年の流れと同じように。コツコツと加点していって、気付いたら8回に8-8のタイスコア。
わはは。
もう、絵に描いたようにコマトマの脚本通り、っつうか、サヨナラゲームになりました。多分こうなるんだろうなあと観客はみんな感じていたはず。自力の差、というより勝者のメンタリティがしっかり根付いていることを確認した終戦記念日の午前でした。
August 15, 2006 in other sports | Permalink | Comments (3) | TrackBack