浦和もいつかは負ける、『浮き雲』
帰宅したらちょうど清水vs浦和の後半が始まるところで、2-1で負けていたのでなんか久しぶりの面白そうな展開だなーと思いつつ観ていたのだけど、清水のプレスが恐ろしく早いね。運動量でも浦和を圧倒している。おかげでというか後半からウッチーを入れて闘莉王は上がりっ放しだ。
長谷部のボールコントロールが際立っていて闘莉王へのラストパスを通していたけど得点には至らず、ワシントンの絶妙なパスからアレックスの抜け出しも、おおー、決まったなと思いきや、代表があれを決められなくてどうする! おまけにシミュレーション取られるし。ギドは審判への怒りを露にしていましたけど、主審家本、本領発揮だったね(笑)
っつうか、浦和に焦りがみえみえで、らしくもなかった。特にワシントン、アレ、ポンテの3人の苛立ちがひどいように見えた。気のせいではなく。
来節はポンテと坪井が欠場、その代わりに小野の君臨なるか。
いつかは負けるさ、モウリーニョの台詞の通りに。
お酒を飲みながらソファに寝そべってカウリスマキの96年作品『浮き雲』を観ているうちに幾度か眠る。相変わらずカティ・オウティネンの存在感が凄い。どんなに人生のどん底がちらほらしていようとも彼女がいれば何とかなるさ、という安心感をカウリスマキは引き出している。
マッティ・ペロンパーに捧げられた映画。この前年に亡くなった。もう11年になるのか。
PS.そういえばアル中のコックを演じていい味出していたのは『かもめ食堂』で「コピ・ルアック」のまじないをサチエに教えていたマルク・ベルトラ。どっかで見た顔だよなーと気になっていたので調べてみたら『過去のない男』の主役じゃないっすか。なんでこんなこと覚えていられないのだろう。ちょっとショック。
April 23, 2006 in life | Permalink
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