第10節、神戸 1-1 浦和。
内容はともかくオジェック時代のツケを地力の差でじわじわと解消していっていつの間にか首位に照準を合わせている浦和。いや、ほんとに内容はともかくなんだけれども。
前節のコンサドーレ戦、前半いきなりの失点の場面、この崩し方をお前らがやるべきだろう! っていう、そんな鮮やかな崩され方をしていたけど、この神戸戦の前半の入り方も不安なものでした。
8節京都戦から開眼したエジミウソン、高原の2トップはこの日は沈黙。というか、高原が絶不調。神戸のプレスはそれほどタイトでもしつこくもなかったのですが、システム的に封じられた感。ボッティと金が締める神戸の中盤は厚みがありました。暢久も大ブレーキで何かやってくれる感とかそういうのがまったく無し。
この日CBに阿部が入り、堀之内が左、堤が右という布陣だったけど、これが裏目に出たか、暢久のこともあり浦和の右は火の車状態。ただこの日、神戸にはまったくツキがなかったようでバーやらポストやらに嫌われまくり。これがなかったら1-3の敗戦もあったでしょう。浦和は前半高原のバイシクル、堀内のヘッドが大きく枠を外したくらいで、膠着状態のまま後半へ。
暢久→梅崎の交代で永井が右に入ってやっと浦和は右がフレキシブルになり、CKの流れから上がった阿部がダイレクトボレーを決め、先制。
その後走らない闘莉王と戻りきれない永井の分まで細貝が奮闘して守っていましたが、終了10分前、浦和の右が決壊し、堀之内の半端なツメからコースを切れず、吉田に同点被弾。
終了後、闘莉王のチームメイトに対する怒りぶりが相当でしたけど、そんなことより、走ってくれ闘莉王。
May 5, 2008 in reds | Permalink | Comments (0) | TrackBack