琉球アングラ、内里美香。

血縁のことを思えば、自分のルーツを辿っていくとやっぱり沖永良部島の血が濃いのかな...と、ほぼ『琉球アンダーグラウンド』一枚を聴き続けてきた7月8月。この夏好んで聞いたのはあとはDaddy Gの "DJ KiCKS" くらいか。

琉球アングラはこの一枚しか持っていなかったのでTSUTAYAで会員更新するついでにセカンドの『毛遊び』（もうあしび、と読みます）、"an evening with RYUKYU UNDERGROUND" 、"RYUKYU REMIXED" の3枚を借りてmacに取り込んだのでした。

良いです。特に『毛遊び』からのリミックスが多く含まれている "RYUKYU REMIXED" 。郷愁はないけど見えない未来に向けての疾走感がある。刹那的な快楽がない代わりに、なんだろう、 いつまでも終わりの見えてこないドライヴ感がある。アルバム『毛遊び』の中では四つ打ちハウスの "SERAGAKI"（瀬良垣）が、Junkie XLのリミックスでプログレッシヴになり、うねるうねる。止まらないね。"Kuijin nu Hana"（恋尽きぬ花）の切なさはそのままに、内里美香の "Akata Sundunchi"（赤田首里殿内）の唄が伝える強さと、希望めいたもの。夜、明かりを消した中でヘッドホンで聴いていたら静かに涙でもこぼれてくるんじゃないかと（笑）
いや、マジなんだけどさ。

安里屋ユンタをやってくれないかナー。