みぽりんと宮沢と150万円とリー・コニッツ。

どういうわけか最近、ブックマークしているブログのあちこちで頻繁に夢の話をみかけるので、僕も先週見た妙な夢をちょっと書いてみる。といっても起きたらほとんど忘れているものなので、夢の中での事の経緯についてはさっぱり思い出せない。

近場への温泉旅行の帰りに道ばたで中山美穂に会った。向こうから「きゃー、ひさしぶりー」とか言ってきて、「おー、ほんまやなー^^」という感じだった。これはこれでおしまい。前後に何の脈絡もない。なんでみぽりんなのか、さっぱりわからない。他人の奥さんなんか、興味がない。だいたい、芸能人が出てくる夢なんて、これまで見た記憶がないし。
ウチの相方にこの夢の話をしたら、テレビのリモコンで小突かれた。これもよくわからない。

みぽりんに会った後、そのままどういう流れからか、宮沢りえに会った夢も続けて見た。知り合いが主宰している劇団が解散するとかでその解散公演を観にいったときのことだ。幕間があって、劇場の外にオチャしに出たとき、宮沢がいた。これも、「ひさしぶりー」とか言ってきて、「おー、どうした？」という流れで、「お芝居観に来たのだけど、場所がわからなくって」「あー、オレも観にきてるんだよ。今インターミッションだから、あとで一緒に戻ろうか」となんかしゃべりつつ戻ったのだけど、なぜかもう芝居ははねてしまっていて、どうも大感動のフィナーレだったらしく劇団員と観客がロビーの外で滂沱の涙で抱き合っていて、僕と宮沢もその光景に感動しながら一緒に泣いていたのだった。
その後、なんか夜店（射的とか）が建ち並ぶところで遊び、僕が何かで150万円（分の商品券！）を当てて今度は一緒に喜び、「奥さんにいいお土産ができたね」とか言われて彼女とはそこで別れた。

その翌日のことか、相方と京都のどこかにその150万円を手に買い物に行っているうちにケータイに中古レコード屋から「探してはったリー・コニッツの『サイドワインダー』が手に入りましたよ」と連絡があり、嬉々としてレコード屋に行ったら見つかったのは原盤で、別にそういうのを集める趣味はないし、溜め息をついたのだった。

今になって思えば、『サイドワインダー』なんて中古としての価値があるとも思えないし、実際に持っているし、なんでまた？ と思う。わからん。っつうか、『サイドワインダー』はリー・コニッツじゃなくて、リー・モーガンじゃん。
夢には無意識の潜在的な願望が出てくるとはいうが、みぽりんと宮沢と150万円とリー・コニッツ。
....わからん。