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04/09/2006

黄砂、堂島カフェ、『マンハッタン』

土曜日にしてはまだ明るい時間に仕事が終わり外に出たら辺りは異様に煙っているし車はライトをつけて走っているし、なんだ? 黄砂みたいやなと思ったら黄砂だった。何年ぶりだろう。やはり中国はでかいんだよなと、わけのわからない納得をする。

早く帰れたからと、相方と梅田に出て堂島カフェで晩ごはん。気の置けないくつろげるところで、深夜1時2時まで営業していたら普段から居着く場所になったかもしれない。22時までの営業というのは寂しい。ビジネス街という場所柄仕方ないか。若い女性のひとりごはんにはうってつけ、という方向で知られているらいしね。
カベルネ・ソーヴィニョンを飲んで僕は高菜チャーハンのオムレツのっけ、相方はタコライス。出てくるまでちょっと待たされたけど、かなりうまかった。Doujimacafe2_1

直帰してDVDでウディ・アレンの『マンハッタン』を見ているうちに猛烈な睡魔に襲われ、十数分爆睡してしまう。なんというか、這々の体でベッドに行き、90分ほど眠る。久しぶりに飲んだワインのせいだな。
再び、『マンハッタン』。これを見るのは公開時以来だから、もう25年にもなるのか。高校生でこの映画を観ても人生経験的に実感出来るものは何もなかったんだろうなとあるイミ感慨深いものがある。オーソドックスなレンアイものだけど、ウディ・アレンにしか出来ない自虐と後悔とペーソスがないまぜになったレンアイもの。この当時、ダイアン・キートンとの仲は終わりに近づいていたんだろうかとちょっと勘ぐってしまった。それだけマリエル・ヘミングウェイのピュアさが印象に残る。それに絡むマンハッタンを写し取るモノクロのカメラの湿度が心地よい。


April 9, 2006 in life |

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