« "collected" | Main | 雨の週末、またジョニ、小野。 »

04/02/2006

ジョニ、花曇り。

ジョニ・ミッチェルの "MINGUS" と "Chalk Mark In A Rain Storm" をウチの相方がレンタルしてきたので、深夜に聴く。"MINGUS" はチャールズ・ミンガスが他界した79年に作ったアルバム。っつうか、ジョニがこのアルバムを製作中にミンガスは他界してしまったんだね。結果的にトリビュートアルバムになってしまったってことか。エディ・ゴメス、フィル・ウッズ、ジェリー・マリガン、トニー・ウィリアムス、ジョン・マクラフリン、スタンリー・クラーク等、錚々たるメンツとの共演。
僕のわびしい音楽遍歴では "MINGUS" の音は案外エゴ・ラッピンの音楽にかぶるところがある。
それにしてもくつろげる音だよな。

3ヶ月ぐらい振りに連休がとれたので、午前中に軽く泳ぎ、午後から相方のiPodでジョニの "Don juan's Reckless Daughter" を聴きつつ阪急電車に乗って保坂和志の『カンバセーション・ピース』を読みながら(『プレーンソング』のころからちっとも変わってないね)、まだ満開にはちょっと早いかもしれないけど京都に出て花見。
まずは西陣のさらさで遅い昼食。ちょっと改装したようで、広々としてさらにくつろげる。明日、三条大宮に4軒目のさらさ、「さらさ3」がオープンする。「3」とは三条からとったとのこと。5軒目は大阪に進出して欲しいな。

Hirano














平野神社はほんとまだつぼみで、紅枝垂もさっぱり。しかたがないのでというわけでもないけど、楠木のマイナスイオンをたっぷりあびて深呼吸。
御所は8分咲きくらいか。それなりに花見客も多くて、カメラの邪魔をしないように歩くのに苦労する。でも酔客がいないぶん静かに楽しめた。花曇りで雰囲気あってさ。

夕方、叡電沿いのカフェZANPANOへ。8時からライブがあるとかで、そのデュオのリハを楽しんだ。ふしぎにまたエゴ・ラッピンの音を思った。数分爆睡してしまい、相方に起こされる。すっかり暗くなっていた。

高瀬川の桜はどんな感じかなと三条に出たけど、こちらもまだまだ。やっぱり1週間早かったか。ここ数日の冷え込みもあったことだし。来週は相当な人出になるのだろうな。

帰りの電車ではファンタスティック・プラスティック・マシーンのファーストを聴いているうちに高槻まで爆睡。そこからは再びジョニ。なんか、細胞の中にすーっと入っていく感じが本当に心地よい。ジャコ・パストリアスのベースも楽しげでさ。

April 2, 2006 in life |

Comments

The comments to this entry are closed.