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04/17/2006

ハル・ハートリー、靭公園『虎丸』、アンナ・カリーナ、闘莉王。

『THE BOOK OF LIFE』ハル・ハートリー。
しかし二階堂ミホといいP.J.ハーヴェイといい、ハル・ハートリーはよほど前髪の短い女が好きなんだね。『トラスト・ミー』だったっけ、ソニック・ユースで踊るシーンがあった映画でもルイーズ・ブルックスばりの前髪が短い女をフィーチャーしていたように思う。
まあそれはいいんだけどあまり趣味に偏りすぎているきらいがないでもない、そんな印象を持った映画。物語的にはゴダールの映画(『マリア』だったかな)を彷彿とさせるところがあって面白いのだけど、なんというか警句を散りばめ過ぎ。ハートリーなりの箴言集的な趣もあるのでファンにはたまらないかもしれないけれど。
これはビデオ作品なのだろうか。かなり粒子が荒れていて観づらかった。

昼前、残した仕事を片付けに会社で1時間、その後プールで泳いでから相方と待ち合わせて靱公園界隈でちょっと遅い昼飯にする。
今日行ったのは虎丸。焼酎がかなり揃っているので夜に行きたいところなんだけど、場所柄女性客が多い。もう少し暖かくなったら公園に面した窓が開放されるのだろう。今日はまだデロンギのヒーターが効いていた。
僕は大皿プレート、相方は太陽という名の卵のせ石焼き豆腐ハンバーグ。このボリュームにはちょっとのけぞったけどかなりおいしい。この界隈のお昼ゴハンはあまりハズレがないように思う。Toramaru3

帰宅後、だらだらしながらジョニ・ミッチェルの『SHADOWS AND LIGHT』をDVDで観たあとで、途切れとぎれに観ている『女と男のいる舗道』を観る。アンナ・カリーナが絶望的に可愛い。額、鼻筋、頬、顎、首筋といい横顔のラインはもう完璧としか他に言いようがない。でもなんというんだろうな、生気に乏しい。エロスが薄い気がする。第9章、ジュークボックスの音楽でアンナが踊るシーンはコケティッシュで好きなんだけど。

昨日の浦和vs京都、闘莉王はいったいこれからどうするつもりなんだろう。ゴールこそならなかったけど前半終了間際のジャンピングボレーといい、アレックスに通した決定的なスルーパスといい。昨日は坪井も「お前もかよ」という攻撃参加ぶりだったけど、これも啓太がいてくれるこそ、かもしれない。アレがなんぼキレまくっていても信用できないのとは反対に、啓太の調子の良さには深い安心感を覚えてしまう。不思議だ。
ここ半年負けていないのは啓太と、何をどうしたいのかよくわからない闘莉王の動きに理由があるような気がする。小野効果なのか、最近はノブヒサも全然サボっていないしね(笑)

April 17, 2006 in life |

Comments

Posted by: K3 | 27 Apr 2006 09:30:58

http://www.possiblefilms.com/movies/the_book_of_life/

ハートリーHP。「The Book of Life」のアドレスはこちら。

Posted by: K3 | 27 Apr 2006 09:33:14

>K3さま
いつもおもしろい情報をどうもです。
「The Book of Life」では案の定というか、P.J.ハーヴェイがメインで音楽やっていたのですね。
最新作は映画館で観てみたいものです。

Posted by: kiku | 28 Apr 2006 22:31:23

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