女子代表戦、走れるサッカー、すだれ、川上弘美。
女子サッカー日本代表の北朝鮮戦、パスはゆるいし、走らないし、意味のないロングパスを蹴るしでひどいゲームだなと思っていた一方で、北朝鮮のあれほどのネガティブな雰囲気をどう導いたらこうも走るサッカーを実践できるようになるのだろうと、感嘆するしかなかった。こういう重要なゲームでのメンタルの差を見せつけられた感じ。
っつうか、日本代表は誰も勝つ気がなかったんじゃないかと思えるほど。ベンチの差というのもかなりあるかもしれない。
前節浦和の大分戦、内舘からのパスを素晴らしすぎるワントラップから振り抜いた田中達也のゴールはもう遠い昔のようで昨日の甲府戦は通して観る気にもなれないのだけど、千葉vs名古屋を観ながら、ハースがこれだけ走っているのにどうして浦和は走らないのだろうとしんみりしてしまう。ドイツの合宿が大失敗だったことをこんな形で確認してしまうなんて思いもしなかったよ。走らないのではなくて、走れないんだよな?
で、いきなりヨンセンがフィットして千葉完敗の趣だったけど、それにしてもフクアリのピッチのひどさは何だ、一時期の神戸ウイングよりひどいことになっているんじゃないか? 芝生の管理育成システムがこの国ではまだ確立していないなんてことはあるまいに。ピッチの緑が記憶に伴わない夏のサッカーなんてサッカーじゃないよな。
つっかやっぱり、日本の気象条件を考えれば、夏にゲームなんてするべきではないのだろうけど。
西日がまともに差してくるリビングのあまりの暑さに、ウチの相方はジャスコで和風とPOPに書かれていたらしいすだれを買ってきた。和風? うーん、アジアンだな。
半身浴をしながら川上弘美の『ニシノユキヒコの恋と冒険』を読む。ネタはともかく、連作短編としての構成が絶妙。当事者である女ったらしのニシノユキヒコよりそれぞれの時間においてニシノを語る女性たちの方がむしろ主人公で、ニシノの造形は意識的なものか、稀薄。
それがいい。
週にいっぺんの水泳じゃ足りない。首と背中の痛み(バックペインというやつ)がどうしようもなくて(毒素が盛られてるんじゃなかろうか)、相方にマジョラムとティートゥリーをブレンドしたオイルで背中をマッサージしてもらい、生き返る。
July 31, 2006 in life | Permalink
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