キリンカップ、駒野が踊るモンテネグロ戦。
前半、サッカーというスポーツの面白さを(この代表においては)少しは味わえた。フレキシブル。
とはいっても高さの割にはモンテネグロの中盤の底はザルでした。ゾーンで守備していたようだけど、欧州らしいチェックの激しさは皆無。なにしろモンテネグロとして独立してやっと2戦目、日本にとってそのあたりのアドバンテージがあり過ぎるほど。
でも日本のプレスを背負ったときの強さはそれ相応で、腰の高さと脚の長さの強みは歴然。モンテネグロのサッカーの歴史はそれこそ始まったばかり、ユーゴの記憶がある限りはあっという間にセルビアに追い付くのでしょうね。
(サビチェビッチのインタビュー記事は感慨深いものがあります→スポーツナビ)
というわけで、前半は駒野の独擅場。濡れた芝に滑りながら高原へのスピードのあるプラスのクロスはどうよ! というイケイケ状況。っつうか、駒野の視野はこのゲームで抜きん出て広かったし、精度高かったし。ちょっと、イッちゃってましたね。それもサイドチェンジのボールがほとんどどフリーでまわってきたおかげでもあるけど。
後半はだるだる。プレスがキツイわけでもないのに、このあたり、何が原因だったのかよくわかりません。あれだけ余裕のあるスペースの中で、なにをどうしたらいいか最適な判断ができなかった約一名に対してオシム監督が激怒していたようだけど、これはご愛嬌。
停滞しつつある状況の打破へのメンタルコントロール的な部分で課題があるような気がしました。
浦和組は全員先発。啓太が腰を強打したようだけど、ほんと、無事で何より。
それにしても代表が浦和レッズとガンバ大阪、ジェフ千葉組で構成されるというのはオシムがコーチやっている限り、変わりそうにないのでしょうね。
June 2, 2007 in football | Permalink
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