ナビスコカップガンバ戦セカンドレグ、惨敗。
台風4号接近中の最中のゲーム。前半はバケツを引っくり返したような降り具合で、それがサポの応援にも却って火をつけたような感じ。ピッチコンディションはあれだけ降りながら芝に水が浮くこともなくスリッピーにもならず、ボールが止まってしまうこともありませんでした。この辺、日本のスタジアムってほんとによく管理されているよなあと感じます。
が、あんだけ降ったら視界が充分じゃない、さすがに。でもまあ、それはガンバ大阪も同条件。
結果から云えば、2-5の惨敗。こんなゲーム、いつ以来だろう。2点、3点取られてもアウェイゴールに期待していたのですが...
ガンバはなんとアジアカップ選出から負傷で戻ったはずの播戸どころか、U20から戻ったばかりの安田も先発。体調不良だったはずの家長も。
浦和は達也の先発復帰はならずベンチスタート、ガンバ戦ファーストレグからの変更は山岸→都築ぐらい。にしても永井の1トップのつらさをわかっていてこのフォーメーションですか。オジェック、無策。
開始早々からポゼッションしているのは浦和で、ガンバはべったり引いてカウンター狙い。それよりガンバ、何枚で守ってんの? という感じで、ディフェンスについての約束ごととそれを確実にこなしていく技術についてはシジクレイのいるガンバの方が一枚上。だからこそ切り替えのスピードが脅威。幾度もあっというまに裏へ抜かれてしまう。修正を指示できるメンバーがフィールドにいない以上、ベンチから的確な指示が飛ぶはずですが、どうだったのでしょう?
先取点取られた後、ポンテの見事なスルーから裏へ抜けた小野→永井へのつなぎはエレガントでしたけど、ガンバディフェンスを崩せたのはこの局面だけ。
前半こそノブヒサの右はチャンスメイクにつながる動きもありましたが、左は相馬が完全に眠っていました。ウッチーはへろへろ、啓太が不在なら不在なりのやり方がまったくできていないし、それがあるのかさえ覚束ない。とりあえず代表組があれだから、今いるメンツでとりあえずフィールドメンバーを組むしかないだろでやった結果だとツッコまれても仕方がないゲーム。平川、達也を投入して右からの突破を強化しても時既に遅し。
とにかくボールを持ったときの判断が遅くて、それに対するフォローと自らエリア内への突破ができていたのは達也だけ。それもそこまでで、フィニッシュに到る崩しをする選手はいない。ポンテもこの日ばかりはどうにもできなかったようで、シュートをフカしてしまった後のうなだれ方が印象的でした。
こんな日もあるさで済めばいいけど、(主要メンツのいない)こんな状況のときにこそ積み上げていくものがあるべきで、オジェックはこのガンバ戦をこれからのリーグ後半戦とACLのためにどう位置づけるのでしょうか?
July 15, 2007 in reds | Permalink
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