U-22カタール戦(アウェイ)、セオリー通り。
U-22北京五輪最終予選カタール戦、よもやドーハの悲劇でもあるまいに...と呟いても虚勢にもならないと気付いて呆然としてしまう。まさかのロスタイムPKで逆転負け。エリア近辺でのファウルが目立つなあと思っていたら最後の最後で案の定、でした。反町監督を含めて、まだまだ若いチームなのですね。
印象的には、サッカーというスポーツにありがちな、いわばセオリー通りのゲームになってしまいました。
前半、それも終了間際という理想的な時間帯に先制。それまで崩されることはなかったし、効果的なチャンスメイクができていたわけでもないけど、感覚的には、あー、勝ち点は間違いないな、という展開と雰囲気だったのですが....
すべて終った後で柏木と李を下げたのが正しかったのかどうか、オプションのあまりないチームに問うのは詮無いこととはいえ、アウェー戦において1-0のロースコアで守りに入るのは危険な賭け。そしてそれをやり遂げられるメンタルの余裕は反町ジャパンにはなかった、ということですね。
後半30分過ぎ、GK山本海人の大ファインプレーのあとのPK、あー、これはここでもしかしたら....と思った通りの展開で失点。それがサッカーのセオリー。
ロスタイム、伊野波のエリア内でのハンドを責めるのはお門違いで、相手チームのホームにおいてイケイケドンドンにさせたゲームプランこそ問題あり。でも、今回の代表に限ってはあの展開では引いて守るしかなかった、というのも事実。
反町のメンタルは選手に近すぎる、という弊害は確かにあるのかもしれない。もっと、どっしりと構えていてほしいのですが...
October 19, 2007 in football | Permalink
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