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05/04/2008

「最高の人生の見つけ方」

モーガン・フリーマンにジャック・ニコルソン。べたべたハリウッドだけど監督がロブ・ライナーということで食指が動く作品。
とはいっても1986年の『スタンド・バイ・ミー 』と1989年の『恋人たちの予感』しか観ていないのだけど。

ひどい邦題。"THE BUCKET LIST"(話の中では「棺桶リスト」と訳されている)がどうして『最高の人生の見つけ方』になるんだ。同じような邦題はあるけど内容の通りに「死ぬ前にやっておきたいいくつかのこと」とかのほうがよっぽど、という気がする。どこかにネガティヴさを入れるほうが伝わるものはあるはず。

Bucketlist それはそれとして(笑)、なんというか、案の定、愛すべき掌編といった趣の作品。脚本がとてもこなれているし、この手のほろりとさせるコメディでジャック・ニコルソンが外すわけもない。
それと、モーガン・フリーマンが最近にないちょっと凄い演技をしている。それは観てのお楽しみなんだけど、映画『セヴン』の中で、ダイナーに呼び出されてグウィネス・パルトロウに深刻な相談を持ちかけられたときのフリーマンを超えている。

あと記憶に残るのはニコルソンの秘書役を演じた Sean Hayes。妙演。味があります。

 

May 4, 2008 in films |

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