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08/28/2005

浦和の変貌。

完膚無きまでに叩きのめす、とは今日の名古屋戦のことを言うのだろうか。

前半、都築からのゴールキックを始め、ロングフィードがほとんどお辞儀していました。相当な向かい風だったみたいですね。
そんな中で16分、サインを送りつつ蹴ったポンテのFKは一瞬ミスキックかと思いましたが低めに蹴ったのが大正解、風に戻されてするすると闘莉王の脚元に流れ込んでいき、身を翻してボレー。CBがそんなキックしていいのかよというような(笑)お見事、としか言いようがない先取点でした。サインプレーがこんなにもハマるとは。
30分過ぎの、ボールを落ち着けたうえでのポンテのセンタリングはピンポイントで念願のマリッチの頭へ。名古屋DFのポジショニングが微妙に悪かったことにも助けられて、初得点。全身で喜びを表してくれて、ほんとに嬉しかった。オーソドックスな喜び方だけどこのパターンは最近なかなか目にすることが出来なくってさ。
しかしジャンプ力ないね、マリッチ。

この2得点のシーンを見て思ったのは代表GKがこんなんでいいのかよ、だったのですけど。前節FC東京戦でも止められるはずの今野のシュートを後逸していましたからね。マリッチのPKを止めた勘は冴えていましたけど、最近、身体が重そうで、迷いがあるような様子でさ。
ってどうでもいいか。

風上に立った後半、名古屋は本田と秋田が登場。なんかイヤな感じやなあと思っていたら13分、本田が柔軟性とバネを生かした超絶的なシュート。横っ飛びで弾いた都築が誉められるべきでしょうが、このあとにも思い切りのいいミドルを飛ばしていました。
この本田の思い切りの良さとかとか杉本のがむしゃらさが浦和にももう少し欲しいなあと思うのは詮無いことでしょうか。逆にそれだけ浦和は大人のサッカーを展開していたといえるのですけど。DFは文字通り堅牢な壁となり、鈴木啓太は訥々とことごとくピンチの芽を摘み、マリッチは守備にも奔走し、長谷部は前を向いてビルドアップの基点になり。

走る浦和の主題が固まりつつありますね。田中達也が完全復活すればどんな変奏も可能になりそうな気がする。昨年のスタイルとはかなり様相が違ってきているけど、どっちも捨てがたいな。

August 28, 2005 in football |

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Comments

どうでもよくないです(笑)。<楢崎不調
ワールドカップ出場を控えた今、川口の怪我も気になる
今日この頃、楢崎にはピシッと決めて欲しかったです。
いや、浦和の勝利は非常に嬉しいんですが。複雑。

しかしエメ、今頃何やってるんだろうな…。<遠い目

Posted by: K3 | 28 Aug 2005 18:50:32

参加ありがとうございます。
RHBへ登録させて頂きました。
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更新情報が上がりませんので気をつけて下さい。
今後ともRHBをよろしくお願いします

Posted by: nasuda | 29 Aug 2005 00:57:10

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