明らかな差、30節G大阪戦。
関西でのアウェイ戦しか参戦できない僕にはまだ3戦目だけど今季最期のスタジアム観戦になる。ただC大阪戦での不甲斐なさだけは繰り返してまで観たくないと思いつつ。
いったいこの中2日のゲームを前に実際どんな調整をしてきたのかG大阪。浦和は完全に走り負けていた。フェルナンジーニョの個人技にしてやられた時のほんの数秒の集中の途切れに溜息が出てしまう。闘莉王と坪井で弾道を狭めることさえできない。この技術と集中力の差。
40分過ぎ、それまで幾たびかサイドを切り裂いていた永井がすっと裏に抜け、スライディングでクロスをどフリーのマリッチへ。これを決められなかったのが今日のすべてだったような気がする。
後半、疲れが見えてきたというよりむしろセーブしている感さえあるG大阪を攻めあぐね、逆にカウンターで何度も中央からスピードで切り裂かれる始末。ホントにどんな調整をしてきたのかよG大阪。大黒の、スルーしつつすっと裏へ抜けようとする走りに、肝を冷やす。フェルナンジーニョのドリブルはやヴァすぎるし。
アレックスの不甲斐なさ過ぎに業を煮やしたのか、闘莉王みずから上がりっぱなしになってまで前がかりになる時間帯が続くけど(笑)(っつうか、ポジションチェンジしたのか?)、GK藤ヶ谷を含めてG大阪DFの集中力の前に為す術もない。
アラウージョに追加点を決められた直後、闘莉王が得たファウルをアレがきれいに決めたけど時すでに遅し。闘莉王の渾身のヘッドも藤ヶ谷の正面。
走り負け、DFの集中力に負け、執念の差を思い知らされた一戦。
でも、まだココロは折れていないと感じた一戦。
November 12, 2005 in football | Permalink
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