ホルン協奏曲、「のだめカンタービレ」最終話。
クラシック関連で、いくつか。
シンフォニーホールでのホルンアンサンブルコンサート。モーツアルトとハイドンのホルン協奏曲が明るく楽しかった。。美しいというよりポジティブな曲だね、これは。とくにハイドンがよかったな。演奏するアレグリーニ兄弟がイタリア人ということで、かなりラテンだったし。あの伸びやかさは何に例えたらいいのだろう。
ラストにモーツァルトの交響曲第41番があったけど、メリハリの利いたかなり早いジュピターだった。このあいだDVDで聴いたアーノンクールのモーツァルトも早かった。あの感動にくらべられるものではないけど、ラテンなだけあって華やかさが際だっていました。
気になったのは聴衆の拍手のこと。クラシックコンサートでの拍手って、楽章ごとにしてましたっけ? コンサートに行くのはひさしぶりだったので最近どうなのか知らないのですが、1楽章終わるごとに拍手してたのでびっくり。うーん、僕は曲が終わった後だけにしましたけど、どうなんだろう、悩みやま。
年末、個人的に音楽に関する締めはこのジュピターだったのかなと思っていたのですが、DVDに撮っておいた『のだめカンタービレ』最終話のベートーベンでひっくり返されました。まさか7番で締めになるとはね。また、クライバーの7番が聴きたくなった。
つっか、ベートーベンの7番のことを「べとしち」というのはこのドラマで初めて知った(笑)
それにしても玉木(千秋)のこれまでの大根ぶりとあのモノローグの棒読みぶりは何だったのだろう、熱演でした。クラシックに関わっている友人が、どのパートの(演奏の)演技も素晴らしい、だけど千秋だけはどうしようもない、下手だ。とはっきり斬っていたのですが、この最終話の指揮(の演技)ぶりにはビックリしました。サマになっていました。このドラマは単なるラブコメではなく、ビルドゥングス・ロマンでもあったのですね(笑)
December 27, 2006 in music | Permalink
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» † アレッシオ・アレグリーニと仲間たち。 from Rakastava
No.56 12/22(金) 大阪ザ・シンフォニーホール「アレッシオ・アレグリーニ/88人のホルン・アンサンブル/友情のサビーナ・オーケストラ」
ロッシーニ「ランデヴー・ド・シャス」(8人のホルン・アンサンブル)
ウェーバー「魔弾の射手」(8人のホルン・アンサンブル)
モーツァルト「ホルン協奏曲第3番」(アレッシオ・アレグリーニ/友情のサビーナ・オーケストラ)
ハイドン「トランペット協奏曲 Hob.7e-1」(ビニーチョ&アレッシオ・アレグリーニ/友情のサビーナ・オーケス... [Read More]
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