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09/04/2008

高野山避暑逃亡記その2。

遅くなってしまったけど、高野山レポ続き。
宿坊は「高野山成福院」。普通の旅館と何ら変わらないのですが、いやー、部屋からの中庭の眺めが絶景。これは秋の紅葉は相当だろうな。。と思ったのですが、案の定もう既に予約が入っているそうで。リピーターが多いのでしょうね。察します。
部屋の名前が「メーミョウ」というので、これはどういう意味ですか?って案内してくれた修行僧に訊いたのですが、残念、わかりません、とのことでした。
Kouyasan_18
夕食は精進料理でこそあれ、豪華。っつうか、僕にはちょっと多かった。写真は並べられている途中のもので、あと小鉢が3つ(Flickrにアップ済み)。お盆の時期らしく秋の味がぴりっと効いて、いやー、美味でした。

Kouyasan_26
翌朝、枕が変わると眠れないたちで案の定寝不足。早朝のお勤めに参加するつもりだったのだけどとてもとても、でパス。
が....なんと6時半には修行僧たちが布団を上げにきましたよ(笑)
朝食はいたって質素なものでしたけど、日本人バンザイ!的で何より。ほんと美味しかった。

にしてもこのシーズンとは無関係に、ネット割引が効いてお一人様1万円を切るっていうのはちょっと下界の尺度では信じ固いと言うか何と言うか。
というわけでチェックアウトして、この日は西へ。
龍泉院、福智院をさらっと見て、総本山金剛峯寺へ。狩野探斎らの襖絵を眺め曼荼羅絵を眺めお茶をいただき、木と畳の匂いをかぎ...

いかんせん暑過ぎ、睡眠不足もあってかなりの疲労だったのだけど、タイミングよく滑り込んできたバスに乗って西の果て、大門へ。
遠く淡路島を眺め、一服だけでてくてく東に戻り、金堂、根本大塔で拝観し、観光協会のあたりまで戻ってきてお昼ゴハン、で終了、下界へ戻る。

避暑に行ったつもりが、下界となんら変わりない酷暑の天上界。でも朝方は20℃近くまで下がってさすが高野山。
もっと例えば渓流のせせらぎが聞こえて、子供達が駆けてくように遊んでて、その傍らを袈裟に身を包んだお坊さんが通り過ぎていって...というもっと田舎的な光景を期待していたのですが、いやあ、さすが世界遺産。よくも悪くも観光地化されてて、少し微妙な気分で帰ったのでした。Kouyasan_27

参照▶高野山避暑逃亡記その1。

September 4, 2008 in life |

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