photophlowの可能性。
Flickr をベースにした、フォトシェアリングをしながらチャットする photophlow がなかなか面白い。まだベータ版なんだけれどとても有機的な印象で、Flickr 以上に現在のwebのひとつの完成形、という気がしないでもない。コミニュケーションの場としてはSNSとしていろんな可能性を持っているように思う。
今は申請すれば翌日にはインビテーション(招待状)が届く。Flickr ベースなのでそのアカウントが必要だけど、いつかはその辺りはフリーになるのかもしれない。でもまあ、写真を撮ってそれをふんだんに Flickr にアップしている人の方が楽しめるでしょうね。
最初の、招待状を申請&ログイン画面。ポカリスエットみたいなロゴですね。
ログインした後の最初の画面、anteroom。チャットに入る前の控え室みたいなもの。ここで、Flickr でコンタクトを取っている友人知人の誰が各人のroom に入っているかが分かります。"your contacts" というのはFlickr 上で contact を持っている相手のこと。
その他、Flickr で自分が入っているどの Group がアクティヴになっているかも、ここで分かります。ただし、それぞれの Group の admin 権限を持つ者がロックを解除しなければ photophlow でそのGroup に入っている者たちが同じような傾向の写真を楽しむことはできません。
これがチャットルーム。左にフォトストリーム(browsing するところ)、その隣がそのチャットルームに入ったメンバーのアイコン。それぞれのアイコンにポインタを乗せるとメニューバーが出て、その人が Frickr にアップした写真を browse できるようになります。
中央がチャットのログライン。右が各自がストリーム上でクリックした写真がアップされるところ。
チャットルームに4人5人もいれば、放っておいたら勝手に各自が誰かの写真をストリームさせて勝手に右のスペースにアップされてろくにまとまった会話にならず、写真酔いする可能性、大。(笑)
そういうことを防ぐため、自分が browse しているものを他人に見られないため、あるいは人の見ているものを邪魔したくないための private モードや manual モードへの切り替えもできるようになっています。
あまり人が多いようだと、例えば何かテーマを決めたり、それぞれ何かの工夫があったほうがいいかもしれない。でも、そんなことを気にせずにまったりと眺めつつ、ときおり茶々をいれるようなのも可、ですね。
最後までツーショットのチャットになれば、お互いの写真だけに関してまったりチャットできるんですけどね。
なんにしても使い方次第ではいろんな可能性が見えてきます。単に、Flickr 好き、だけじゃなくても。同時に、使い方次第では退屈、かもしれない。
どっちにしろ、まだ使い始めたばかりだけど、これはほんとうに今後が楽しみなサービス。ちなみに、Joi Ito 氏の記事でここの存在を知りました。
あと、Safari、Opera では日本語は文字化けします。使うなら、Firefox か IE で。
November 11, 2007 in web | Permalink | Comments (0) | TrackBack