王者、ずさん。
浦和レッズ、今季公式戦オジェック初采配。ブルズカップと指宿合宿についての情報を拾う限りではまだ今季は期待できないなと思っていたのだけど、その通りだった。合宿が終わった後、オジェックを含めて「時間が足りない」というのが総合的な感想に思えただけに。
でも、「足りない」というのは本当でしたね。
結局ストーブリーグでは6人が出て行った(レンタル含)代わりに入ってきたのは阿部1人だけだったわけだけど、これでよかったのかどうかまだ分かるはずもない。ACL次第では夏にまた動くかもしれないし、このまま維持するかもしれない。僕は、ちょっとマズいだろう、若手が上がってくる信頼できる目算があるわけでもないのに、と思っているのだけど。ブッフバルトのもとではついにセルヒオも赤星も細貝も先発の器量を獲得できなかったし、直近のU22代表戦では浦和からは誰も出場しなかった。それなのに阿部という中堅だけ?
で、今日のゲームなんだけど、コンディションは選手当人にしか分からないとしても、ミドルは相変わらず枠に行かない、足下の競り合いで必ず負ける(身体の入れ方では勝負になっていない)、組み立てて行く上での意思疎通はバラバラ、それより何より、走り負けている。
ディフェンスの際、エリア近くでのマークのずらされ方は尋常じゃなく、ガンバ大阪の小気味のいいパスまわしに翻弄されっぱなし(この時期あれだけの攻撃ができるというのも凄いが)。
が、完封されるって、これが本当に昨年の王者なの?
さて、オジェックはどう動くのだろう。というより、このゲームを観た限り、まず選手同士がどれだけ話し合っていけるか、のような気がした。
それにしても課題は多過ぎ、重過ぎる。
つっか、敵とはいえ、今日の遠藤、素晴らし過ぎ。
February 24, 2007 in reds | Permalink | Comments (4) | TrackBack (0)